South Plastic Industry(SPI)は、ポストコンシューマー再生ポリエチレンテレフタレート(PCR PET)を使用した製品において、Global Recycled Standard(GRS)認証を取得したことをお知らせします。
GRS認証とは?食品容器メーカーが取得する理由
このGRS認証は、SPIの持続可能性と責任ある調達への取り組みを評価するものです。認証取得を通じて、SPIは環境保全と循環型経済の推進に対する確固たる姿勢を示しました。
GRS認証 再生PET容器の6つの特徴
- リサイクル材料の使用 – 最小20%以上の再生材料含有
- 倫理的な調達 – 不正・非倫理的な供給源を排除
- 労働者の保護 – 国際労働機関(ILO)基準に基づく適正な労働環境の確保
- サプライチェーン管理 – リスク管理を通じて環境破壊を防止
- 環境影響評価 – 製品製造に伴う環境負荷を審査
- トレーサビリティ(Chain of Custody) – 流通過程での認証管理を徹底
再生PET(PCR PET)とは?環境負荷を減らす新しい選択肢
SPIで使用されるPCR PETは、使用済みのペットボトルや容器など、消費者から回収されたプラスチック廃棄物を原料としています。これはSPIが環境負荷を削減し、持続可能な社会の実現に貢献するための中核的な取り組みの一環です。
GRS認証により、SPIの製品が再生材料の使用、トレーサビリティ、環境および社会的基準において厳格な要件を満たしていることが証明されました。
South PlasticのGRS対応製品ラインと調達メリット
SPIは、PCR PET製品におけるGRS認証取得を非常に誇りに思っています。この認証は、当社の持続可能性に対する継続的な取り組みと、環境に配慮した高品質な製品づくりへの姿勢を裏付けるものです。
SPIではGRS認証取得に加え、廃棄物の削減、資源の節約、環境負荷の最小化に向けた革新的な取り組みを今後も進めてまいります。
日本の食品業界における再生プラスチックのニーズとは
日本の包装市場においては、リサイクル認証とトレーサビリティの確保が購買基準として重要視されています。GRS認証は、輸出入の信頼性向上やESG対応企業との取引拡大にもつながる指標です。
当社のサステナブル製品に関する詳細は、こちらのページをご覧ください。